椎間板ヘルニア手術 経過パート2

6月19日 手術翌日
実は翌日の事は、あまり記憶がないのである。
それぐらい頭がはっきりしてない状況だったのだろう。
翌日もだが、とにかく一番辛いのは寝返りである。
どうしても傷口が背中にある為、かならず接触する。
また横になれば良い、とか言う問題ではなく、とにかく辛いのである。

6月20日 手術3日目
すべの世界が変わったと感じた、3日目である。
もちろん寝返りの不便は変わらずだが、ある程度の動きが可能になり、ほぼ自力で自由に寝返り可能。
また、歩行器を使用しての移動も可能で朝一で、尿道に刺さっている線を抜いてもらう。
これに関しては精神的に痛いが、物理的には皆無とは言わないが、痛み度合いは低い。
抜いた後の、初めてのオシッコ。
こんなにオシッコが気持ちいい作業とは初めて知った。
ここ何日は、勝手に袋に溜まっていた状態なので、オシッコをしたと言う感覚は全く無い。
とにかく全快である! 状況的にも、3日目ともなれば精神的にもかなり余裕である。

6月25日 手術7日目
少し日付は飛ぶが、術後7日で抜糸である。
ホッチキスの様な物で止めているそうで、全部で12針? だそうである。
それは一気にはとれないそうで、今日半分抜糸し、明日残り半分を抜糸するそうである。
抜糸の痛みも予想ほどではなかったが、やはり痛い。

6月26日 手術8日目
昨日の残りの抜糸作業実施。
昨日ほどの痛みは伴わない。
慣れたんだろうか・・・・。 正直、いま現在は歩行器も不要で、早歩きも可能状態まで回復。
恐らく日常生活には、即戻れるだろう。
でも、もう会社も休みを取っているので、このタイミングでゆっくり英気を養う。

6月27日 手術9日目
基本完全回復でしょう。
歩行器不要手術跡も痛みはあるが、大幅に軽減。
後はリハビリ全力投球です。
肝心の椎間板ヘルニアの調子はどうかと言うと、まず痛みは、ほぼありません。
しかし、何かの拍子で、痛みが走ります。 
痺れもありますが、こんなのは今までの苦しみから考えたら無いに等しいです。

椎間板ヘルニア手術 経過

今日現在(2009/06/26)
ようやく精神的にも時間的にも余裕が出来た。
手術から一週間が経過してのことである。
本当に辛かった。
とにかく無事に手術は完了。
まとめての記載になるが、時系列にまとめてみる。

6月18日
手術当日 麻酔を身体に注入され、気がつくとベットの上にいる。
家族や看護婦に囲まれ覚醒するが、半覚醒状態で子供と奥さんの名前を呼びつつ記憶が混濁する。
奥様談で、さすがにベットで手術室から出てきた時は涙が出てきそうになったとのことだが、その後に続く言葉が印象的だ。
”まだ想ってたんだ” 奥さんは、涙ぐんだ自分が本当にびっくりしたそうです。
俺はその言葉を聞き、涙ぐみました。 ”終わってる”

とにかく手術は無事に終わったようで、俺はまた睡魔の中に落ちる。
手術内容の説明は、家族にあったそうで、ビックリしたのだが実際にデジカメで撮影した物を使用し説明されたとのことで、両親は”解った”と早々に戦線離脱したそうです。
流石に奥様はきちんと説明は受けたそうです。
しかし、実際の俺の解体シーンを撮影して見る方の気分も辛いと思う。
その日の夜は・・・・辛い。
21時ぐらいに目が覚めたのだが、それから朝まで格闘。
手術で切った所はもちろん背中なので、痛い(>_<)

一番辛いのは寝返りも不可で、ナースコールの嵐。
手術後、意識が無い状態で座薬を注入されていた様子だが、それも切れており再度看護師に注入して頂く。
恥ずかしい(-_-)

6月19日
手術翌日 目が覚めると、下半身より管が・・・・おぉ、勝手に排尿している。
もちろん初めての経験だが、てっきり自分で意識して出て行くのか
と思いきや、尿道直結なので自分の意識とは関係なく袋に溜まっていく。
また、いまはエコノミー症候群? 
とか言って同じ姿勢では血液の循環が悪くなり最悪死に至るケース もあるそうで、両足にはストッキング装着され、機械が両足を勝手にマッサージしている。
それもそれでずっとなので辛い
しかも通常なら絶対に不可だが、恥じらいなど言うどころか思う余裕も無い。
看護師二人に手早く裸にされ全身タオルで拭かれる。看護師って大変な仕事ですなぁ。
とにかく手術翌日もやはり体調はかなり悪く、寝たきり状態ですわ。
 話が長くなりそうなので続きはまた後日

椎間板ヘルニア手術

いよいよ手術である。
椎間板ヘルニアの手術はもちろんだが、それ以上に全身麻酔の手術に恐怖で一杯ですわ。
アワ*1ワワ!!

予定では、15時30分開始とのことで、午前中一杯は最後の時間をゆっくり過ごせるのかと思っていたのだが、既に10時ぐらいには手術用の衣服装着。
13時に点滴開始!

 一応最後になるかもしれないと思い、記念撮影。

 

その後は何も出来ずに、お迎えがくる。
もちろんだが、ベットに乗ったまま4F(手術室)にエレベータで移動。
看護師数人が同行するが、皆は恐ろしい程に笑顔である。
最後の抵抗で、マジで止めると発言するも誰の耳にも届かず・・・。
初めてなのは言うまでもないが、手術室・・・・凄いですな。
いやマジテレビの世界だわ。

麻酔科の人がこれから、打ちますよの確認。
流石に抵抗も出来ずに・・・小さな声で宜しくお願いします。
頭の中ではマジさよなら・・・

*1:゚゚дд゚゚

いよいよ明日手術

出術である。
人生初となる手術である。
もちろん全身麻酔なので、痛みを感じるのは目が覚めてからだろう。
現実は気持ちの問題だと思う。
と思い込もうとしても、やはり怖い(T_T)

とにかくもう逃げられないので、やるしかないのである。
でも正直、30%ぐらいの気持ちで失踪してもと思っている自分が間違いなくいる。
病室は、¥1,000円加算で二人部屋にしてもらった。
ってか安くない?
流石に個室の¥10,000円は無理っす。

先程、担当の先生より明日の手術の説明が終了した。
自分の場合は、発症してから1年ぐらい立つ。
そんなに良く耐えたなぁ、と言うのが心からの思いである。
自分を褒めても良いと思う。
それぐらい大変な状況であった。
こんなことなら、早く手術とも思ったがそれはやはり結果論だろう。
しかも手術して治る保証はないのであるから、今でも手術は絶対に避けたい。
しかし、現実日常生活も仕事も出来ないので、どうしようもない。

明日どういう結果となるかは、本当に解らない。
15時30分開始予定である。
本来は13時だったのだが、順番をずらしたそうである。
13時からの人はお爺ちゃんで、緊急事態に備えて余裕を持ちたいとのことである。
体力も無いとのことだが、おい待ってくれ! 俺は体力どころか、筋力も無い。
お爺ちゃんと条件は全く一緒だぞ!
 心で強く叫んでいた。

琴子

いたずらなキスに登場する琴子。 

残念ながら作者が急遽亡くなると言うことで、連載中止になったのだが未だに大ファンである。

その漫画で登場する琴子だが、看護婦になるのだが凄いドジばかり。
この病院にも琴子を超えるキャラがいました。
最初はむろん、変な人ぐらいの印象だったのだが確信に変わる。

最初の出会いは冷蔵庫である。
冷蔵庫が全く冷えないのである。
仕方なく看護師に相談するが、見もしないで、ゆっくり冷えますからと説得される。 
しかし2日経過してもゆっくりどころか、熱くなっているのである。
この季節にこの状態は命取りである。
後日、流石に命がかかってきたので別の看護師に相談。

えっ? ゆっくり冷えるって普通に意味が解らないんですけど! 

本当に申し訳御座いません、すぐに対応しますと、迅速に対応してもらい冷蔵庫は交換処理で解決。
おぉ、冷えるよこれ! 

その看護師が、一言。 意味不明な、ゆっくり冷えると言ったのは、
眼鏡かけた、太った娘? 

その時は記憶がなかったので、良く解りませんと返答。
しかし、それが悪夢の始まりだったのである。

手術前に点滴になるのだが、彼女が来た!

第一声は、これ手術用なので痛いですよ。
針が太いことを賢明にアピールしているのだが、俺としては不安が募るばかりである。
しかも、彼女の手が小刻みに震えている。
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

数々のブロック注射を乗り越えた俺が、たかが点滴ごときで悲鳴を上げた。
点滴の針はもちろん失敗。
俺は真顔で、これは手術を受ける為の試練かと、真剣に聞くと彼女
は、そんなことはありませんが、患者さんに良く言われますと笑顔である。
二回目も失敗。
失敗の後の一言がさらに不安になる。
後、二回失敗失敗したらベテラン看護師を呼びますと笑顔。
多分、後二回もあれば大丈夫だと思います。
いや、益々意味が解らない。

 

結局4回目で成功。
しかも、私も点滴の経験は決して少なくはないのですが、明らかにスピードが速いのである。
普通は、ポタポタと落ちるのだが、明らかに垂れ流し状態ですわ。
本当に心臓が、高鳴ってきて俺マジでヤバイと思い、迷わずナースコール。
別のしっかりした仲の良い看護師が、飛んできて俺は言葉に出来ずただ点滴を見つめる。

状況を瞬時に把握し、丸い歯車みたいなので調整。
俺もそれは理解していたのだが、本当に心臓がハカハカして、マジパニック。
速効、琴子が怒られるのは言うまでもないが、えへ、ごめんね 
って おい!!!!!!

マジで、ごめんめって言うんだよ!こんな状態で、俺はどう戦えと言うんだろう・・・。 マジ手術が怖い